7月8日 マーダーミステリー『人狼村の祝祭』レポ

マーダーミステリー
『人狼村の祝祭』を遊ぶ回

当店では様々なイベントを開催しています。
今回は、その中でも7月8日(水)に開催された【マーダーミステリー『人狼村の祝祭』を遊ぶ会】を、店員Aが簡単にご紹介したいと思います。

※マーダーミステリーというジャンルの特性として、一度きりしか遊べません
つまり、内容を知ってしまうと(一部例外もあるようですが)プレイヤーとして参加できなくなります。
そのため、プレイ動画やリプレイ記事の公開は推奨されておりません。
このブログでも、ネタバレを防止すべく簡単な紹介に留まることを予めご了承くださいませ。

▼マーダーミステリーとは

マーダーミステリーは、推理小説の登場人物になって犯人を捜していく、という感覚のゲームです。殺人事件の犯人を捜しつつ、秘密のミッションを達成していくロールプレイング型の推理ゲームで、最近では専門店も開店するほど人気になっています。

今回、当店で開催された『人狼村の祝祭』は、『ソード・ワールド2.5』や『パグマイア』等のTRPGシリーズで知られるグループSNEと、『キャット&チョコレート』シリーズで知られるcosaicのタッグによる、パッケージ型(箱入り)のマーダーミステリーです。

グループSNE×cosaicによるマーダーミステリーは『人狼村の祝祭』以外にも、ホラーがテーマの『九頭竜館の殺人』や、マフィアの跡目争いを叙情的に描いた『何度だって青い月に火を灯した』など、《MYSTERY PARTY IN THE BOX》というシリーズとして、現在4作品が販売されています。
7月12日には、第5弾『河辺の夜の夢』が発売予定です。

《MYSTERY PARTY IN THE BOX》公式HP
https://mpb.cosaic.co.jp/

▼『人狼村の祝祭』※公式HPより

人狼伝承の残る小さな村。古から続く祝祭の翌朝、旅の商人の死体が発見された。死体はおぞましくも殴られ、毛髪をむしられ、喉の肉をえぐられていた——あたかも人狼に襲われたかのように。村では2か月前にも鍛冶屋の妻が同様の死体となって発見されている。これは本当に人狼の仕業なのか? 王都から派遣された騎士はどこに消えた? なぜ占い師がふたりいる……?


※いわゆる「人狼ゲーム」の世界観がマーダーミステリーになりました。もし「村人」や「占い師」、「騎士」といった人々が本当に生きていたら? それぞれ固有の人生を持っていたら? という発想に基づいた、豊かな物語を(そしてサスペンスを)お楽しみください。

Level: ★☆☆

プレイ人数:7〜8人(GM不要)
プレイ時間:120分
対象年齢:15歳以上


7月8日(水)10:00~14:00


連日、天気予報は雨の予報で、前日は日本各地で警報が出るほどの豪雨でしたが、この日は幸いにも曇り空。
ムワッと高めの湿度に不快感も高めと、マーダーミステリーをやるにはバッチリなお天気だなと思った店員Aです。
(店員Aはネタバレ回避中の店長に代わり、ゲームのセッティングやタイムキーパーなどのお手伝いをしていました)

パッケージ(箱)、めっちゃお洒落ですよね。
《MYSTERY PARTY IN THE BOX》シリーズは、プレイ後に飾っておきたいくらいどれもパッケージデザインが素敵なのも良いですね。
参加者の皆さんが続々と来店される中、テーブル1つ使ってセッティングをします。
内容物は、事前に店員Aが全てチェックしております。
1点エラッタもあったようなので、そのフォローもバッチリです。

『人狼村の祝祭』は作品名からも察せる通り、今ではすっかり有名になった『人狼ゲーム』がベースとなっており、マーダーミステリーの初心者でもその世界観に入り込みやすい作品かと思います。
ゲームマスター(GM)不要なのもありがたいですね。
一度きりしか遊べないマーダーミステリーは、GMが必要だと
「遊びたい」→「作品購入」→「GMとしてルール・進行の把握」→「内容を知ったためプレイヤー参加できない」というジレンマを含んでいるので……
GM不要とのことでしたので、今回は当店の店長もプレイヤー参加しました。

プレイ人数が7~8人となっていますが、作品の登場人物は8人です。その中で1人だけNPCとして登場できる人物がいるので、プレイヤー人数が集まらないと開催できないゲームとしては、必要人数にゆとりがあるのはとても助かりますね。
今回は7人でプレイとなりました。

『人狼村の祝祭』を含め《MYSTERY PARTY IN THE BOX》シリーズでは共通して【調査】や【議論】などがパート分けされており、それぞれ時間が設定されています。
また終盤に【投票】パート(真犯人と思われる相手に全員で一斉に投票)のあと、【アクション】パートが用意されています。
各キャラクターは固有のアクションを持っていて、プレイヤーそれぞれが【調査】で得た情報を基に『各キャラクターの個人的な目的』の達成を目指します。
作品によってアクションの処理の仕方は変わりますが、ここでの成否が『各キャラクターの個人的な目的』や『物語の真相』に関わってきます。
「〇〇が▲▲すると、××が●●になるので、▽▽は◆◆になる」
ネタバレになっちゃうので詳しくは書けませんが、この【アクション】パートはよくできてるなぁと、先に内容を読んだ店員Aは感心しておりました。
マーダーミステリーの紹介では「推理小説の登場人物になって・・・・・・」と説明されることがほとんどですが、【投票】【アクション】などは所謂『(結末への)分岐点』で、小説本では味わえない部分ですね。体験型の推理ゲームならではだと思います。
個人的には『ノベルゲーム』要素もあるなと感じました。
このあたりのゲームが好きな人は特に、マーダーミステリーが楽しめるのではないでしょうか。
気になる方は、是非1度プレイしてみてください!

ゲームで設定されているプレイ時間は約120分です。だいたい映画1本分ですね。
でも上記のように各パートで分かれているおかげか、プレイ中はあっという間って感じでした。
プレイヤーの皆さんにも、120分という感覚はあまりない様子でした。
そばで見ている分にも、ダレることなく時間配分もちょうど良さそうな感じでした。

ルール説明やキャラクター決めなどを済ませ、11時頃にゲームが開始され、13時頃にはエンディングになっていましたので、概ね時間通りでした。

14時まで店内貸切でしたので、ゲームのエンディング後は皆さんそれぞれで気になったところなどを確認されたり、感想を述べ合ったりされていました。
「なるほど~」
「そういうことね」
と聞こえてくるのを、そばでニヤニヤしながら聞いていた店員Aでした。
楽しんで頂けたようでなによりです。

最後は皆さんで記念撮影して無事に終了しました。
お疲れさまでした😊

マーダーミステリーに参加された皆さんは、14時からも当店でたくさん遊んで頂きましてありがとうございました。

(イベント終了後、引き続き当店のプレイスペースをご利用の場合、プレイスペース利用料金から500円引きいたします)


当店では『人狼村の祝祭』を別日でも開催予定です。
また、7月30日(木)には『何度だって青い月に火を灯した』の開催も予定しています。
どちらも参加者もまだ募集しておりますので、興味ある方はぜひ!!

詳細はこちら

▼『人狼村の祝祭』

7月12日(日)10:00~14:00
https://twipla.jp/events/450818

※途中参加・途中退出はできません

▼『何度だって青い月に火を灯した』

7月30日(木)19:00~22:30
https://twipla.jp/events/451181

※途中参加・途中退出はできません

(書いた人:店員A )

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